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感情が動くのは、一生懸命の証拠。上司の言動にムカつくのはノメり込みすぎが原因ではないか
あいつの、こいつの、そいつの、上司の言動に感情が動くのは、仕事を一生懸命やっている証拠。しかし、ただでさえ環境の変化が激しい現代社会、上司が言っていることが昨日と今日とで全く違うなんてことも珍しくないでしょう。
それにひとつひとつ感情を動かしていれば、きっと近いうちに疲弊してしまうのは必然。もしかして、すでにそういう状況なのかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。上司のそのあちこち変わる指示によって、あなたの人生は、それほど影響があるものなのでしょうか。
人事異動などであれば、影響は大きいでしょう。しかしそういったものはさすがに昨日と今日で言っていることが違うなんてことはないはず。
結局のところ、そんなものなのです。業務命令なんてものは。特に昨日と今日とで変わってしまうような決定なんてものは、たいしたことないこと。そんなことにいちいち反応して疲弊するのはやめておきましょう。
正論とエゴは紙一重?それでも主張する理由はあるのか
時には「この前はこう言ってましたよね?」「前からそう言ってたじゃないですか」なんて正論を言いたくなることもあるでしょう。
しかし、自分の正当性を主張することに、そこまで大きな意味はあるのでしょうか。
もちろん、間違ったことをしていないことを伝えることは必要です。しかし、多くの場合、会社に、上司に文句を言ったって得をすることはほとんどありません。
あなたが正しいかどうかの検証は、あなた以外、だれも興味がないからです。仕事が回れば、成果がでれば、利益がでれば、会社は満足するものなのです。ですので、逐一、そういった上司や会社の矛盾にたてつかず、素直に、迅速に指示に従った方がよく回るケースはあります。
あなたの正当性が認められることで利益があがるのであれば、そうするべきでしょう。そうでないのであれば、どうすれば利益につながるか、という判断基準で、なにをすべきかを判断するようにしましょう。
仕事用のアカウントで臨む。演じるのではなく、使い分ける
会社や上司の言いなりだなんて、まるでロボットみたいで嫌だと感じる人もいるでしょう。しかし、そういうことを伝えたいわけではありません。時には主張も必要だと思います。しかしそれが単なる文句なのであれば、意味も価値もなく、むしろあなたの評価を落としかねない行為になるのです。
自分に嘘をついて、会社にとって都合のいい自分を演じるのではなく、あくまでも仕事用のアカウントとして、もうひとつの自分をつくるのです。プライベートと全く切り分けるということです。
仕事の中で失敗しようが、なにしようが、それはあなたの仕事用のアカウントでの出来事です。本アカウントであるあなたのプライベートまでその影響が及ぶ必要はないのです。
インスタグラムやTwitterでやるように、それぞれ特化したアカウント運用をしていけばいいのです。
ネガティブな裏アカでなく、ポジティブな裏アカを運用する
そしてできることなら、仕事用アカウントはポジティブな自分で運用しましょう。ネガティブアカウントだと、仕事がうまくいかない可能性が高いです。
仕事のストレスは、仕事の失敗や難しい仕事への不安、計画通りにいかないことへの不満などから生まれます。それは自分で仕事がコントロールできていないからでしょう。完全に自分で仕事がコントロールできるのであれば、そういったストレスからは開放されます。
ネガティブなアカウント運用をしているとスキルがあがりづらく、いつまでもストレス原因を残したママになりかねません。仕事のスキルをあげて、ストレスを根本からなくしていくことも合わせて進めていきましょう。