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職務経歴書の書き方で意識しておくべきポイントとは

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転職の際に用意する職務経歴書。転職候補先の企業があなたを見定める最初の材料ですから、ここでしっかりアピールしたいところです。そんな職務経歴書の書き方のポイントをご紹介します。

職務経歴書でアピールしたいことは?

職務経歴書は読んで字の如く、あなたの仕事の経歴を伝えるものです。

全体をざっくり伝える概要文、詳細な職務の内容、そしてそれぞれの職務で得た成果やスキルなどで構成したあなたを企業にアピールする文書になります。

アピールしたいことは、あなたが企業にとって有益であるということ。ここでは恥ずかしがらずに「私はこんなにすごいんだぞっ!」ということを思う存分アピールするようにしましょう!

数字で語ることで具体的になる

ポイントの一つ目は、成果は数字で語るということです。

職務経歴書をみる人は、あなたの業務態度や業務の進め方などほとんどのことはわかりません。なので、「努力しました」や「がんばりました」などの主観での評価は意味を為しません。それが本当にそうなのか確認する術がないですし、だいたいみんな、努力してます。

そこで、数字です。

成果を数字で示すことで、一気に具体的に見えるようになります。また営業成績などは業界や会社、担当企業などによって、大きく変わってきますので、目標比などの成果で示すといいでしょう。

これは例えば、「月間100万円を売り上げました」では、それがすごいのかはわからいということです。もしかしたら、他の人たちの平均は月間2,000万円の売り上げかもしれませんし。なので、目標比120%達成などの、よかった・悪かったがわかる形で示しておきましょう。

正しい日本語を意識する

もうひとつは、正しい日本語を意識するようにしましょう。

主語が抜けていたり、ですます調・である調が混在していたりと意識せずに作成すると、わりとめちゃくちゃな日本語になっていることがあります。

一度作り終えたら、何度か自分で読み返してみて、読みにくい点や意味がわかりづらい点がないかチェックするようにしましょう。チェックする場合は、一晩置いた方が冷静にチェックできます。また印刷してチェックしたほうが、間違いに気付きやすい気がします、私は。

さらにいうと、間違いではないが、読みにくい文章というのもあります。ルール違反ではないけど、マナー違反みたいな感じですかね。代表的な例としては「(〜です。〜です。のように)語尾が同じ文章が続く」や「漢字や平仮名が続く文章」などです。

ざぁーっと読んで、違和感を感じたら、修正するようにしましょう。

感想でなく、事実を書く

この辺は初歩的かもしれませんが、基本は事実を書くことに終始しましょう。

結果に関して、「○○と思いました」は不要です。感想文ではありませんので。例えば、「○○と考えて、△△をしました。その結果、◇◇で目標達成となりました(目標比108%)」のような形で成果をアピールするといいでしょう。

狙う求人によってアピールの切り口を変える

現実的ではないケースが多いですが、理想は、狙う企業や求人に合わせて職務経歴書をチューニングするのもありです。求人票に同一ものがないように、企業が欲しいと考えている人材は千差万別です。

求められているスキルがよりよく映るように、調整したほうがいいですよね。

また、もし職種をかえるような転職を考えているのであれば、業界特有の専門用語は控えるべきでしょう。

職務経歴書を書く上でのポイントをいくつかご紹介しました。基本的なことばかりだと感じたかたはそのまま、「発見があった」と思った方はぜひご自身の職務経歴書を手元において読み直してみてください。

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