「転職でエクセルが使えますか?」はどのレベル?なにができたらエクセルが使えると言っていいのか。
マーケティング系の職種を希望でエクセルについて、使えるかどうかの質問がきた場合のエクセルが使える線引きはどこからなのか、という話。実際に私はこの事例と同じ場面に遭遇しまして、その場で「どこまでできたら、使えると言っていいのでしょうか?」と聞いた答えを紹介します。
マーケティング系の職種で求められる分析スキル
マーケティング系の職種を目指すなら分析スキルをないがしろにすることはできません。分析とは集計があり、仮説立てしてそれを検証する方法を策定すること。マーケッターを目指すのであれば、大量のデータを扱い、分析してユーザーニーズを掴み取る必要がある場面に出会すでしょう。
転職市場において、その分析はどうアピールしたらいいのか、そして分析ツールの第一歩「エクセルを使えます」はなにができれば、そう言ってもいいのでしょうか。
※エクセルを起動するだけなら、ダブルクリックができれば、できますしね。
ピボットテーブル、vlookupが一つの指標か
「エクセルが使えますか?」に対して「使えます」と答えていいラインは、ピボットテーブル、vlookup関数が扱えるかどうかと考えておきましょう。マクロまで組めればもちろん、使えます。と言っていいでしょうが、エクセルが使えますというよりは、エクセルでマクロを組めます、のほうが適切な回答でしょう。
ピボットテーブル、vlookupはすごく便利なので、覚えておいて損は全くないですが、複雑なイメージがあるのか、意外に使えない人も多いので、とりあえず覚えて差をつけたいところですね。
必要なのは実例。機能は手段で目的ではない
そして、重要なことをひとつ。機能を使える、知っているだけではアピールにはなりません。
企業が知りたいのは、その使えるといっている機能をつかってどういった業務をしていたか。それにどれほどの成果が生まれたか、というポイントです。
機能を使うのが目的ではなく、機能はあくまでも目的達成の手段です。
いかがでしたでしょうか。結局はどういう成果を出したか。その過程に、なにをしたか。ということが重要です。再現性があるのかどうか、たまたま出た成果ではなく。データは嘘をつかないので、それをうまく扱って再現性のある成果を出せるのか、が照準なのかなと思います。